このデモは12日、ダッカ市内にあるダッカ大学付近で行われました。参加者らはパレスチナ国旗を掲げ、「パレスチナに自由を」などといったスローガンを叫びました。他にも、トランプ米大統領やイスラエルのネタニヤフ首相、インドのモディ首相といったイスラエル支持勢力とされる首脳の写真を掲げて非難したり、ガザ犠牲者を模した棺などを展示したりしました。
パキスタン元外交官「イランはすべてにおいて優位」
パキスタンの元外務次官を務めたアアザーズ・アフマド・チョーダリー氏は、12日にオマーンで開かれたイランと米国の間接協議について「希望が持てるものだった」と評価しました。
チョーダリー氏は「米国とその同盟国は、イランが20年前とは違う国であることを理解しなければならない。イランは今、核技術や国防技術などあらゆる分野で優位に立っている」と語りました。
駐米大使の経験もあるチョーダリー氏は、「トランプ氏は性急な決断や前言撤回で有名だ。それを考えれば、米国の軍事挑発は単に相手国に圧力をかけるためであると言える。しかし、イランもそうした状況をよく見ていることを忘れてはならない。イランは、米国の地域における利益を間近で見ている」としました。
パキスタンのイスラム政党がイスラム諸国首脳に書簡
パキスタンのイスラム政党「ジャマーアテ・イスラーミー」のハーフィズ・ナイーム・ラフマーン党首が12日、イランを含むイスラム諸国の首脳に書簡を送り、パレスチナの大義とイスラエルの犯罪に対する姿勢を明確にするため、イスラム諸国機構(OIC)の緊急会合の開催を要請しました。
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